日時:2005年3月1日〜3月5日
日程
3/1 名古屋(セントレア)〜鹿児島空港〜屋久島空港〜紀元杉〜淀川小屋
3/2 淀川小屋〜宮之浦岳〜新高塚小屋
3/3 新高塚小屋〜縄文杉〜白谷雲水峡
3/4 終日屋久島散策
3/5 体験工房〜空港
参加メンバー
肱元
![]() 一人旅♪ |
2月17日に開港したばかりのセントレア。ここからいよいよ旅が始まる☆
でも朝8時半の便なのでほとんど見学はできず…(T^T)
しぶしぶ搭乗も、飛行機は15分遅れで出発!うぬぬ、鹿児島空港の乗り継ぎに間に合うか?!
中部国際空港セントレア
鹿児島空港に着いたのは屋久島行きの便の出発15分前!
でもキャビンアテンダントの方が気を利かせて案内係をお願いしてくれたので
セーフ!
飛行機に乗り込んだのは出発8分前!
危なかった〜。ナイスJAL!!今はバシバシ叩かれてるJALだけど。
屋久島空港には11時過ぎに到着。その後は
空港――→紀元杉――→淀川小屋
今日の寝床、淀川小屋に到着〜
紀元杉にて
ってか寒い!夕べは何度も目が覚めちまったぜ。
気温はと…朝7時で−3℃?!寒いハズだ〜
気も身も引き締まって一路宮之浦岳へ。
さて、なんで屋久島まで来といて山登ってんのかというと、
特に理由はありません(笑)
ふらっと行って大自然の中に身をまかせるってのもいいんじゃない?
おっと!天然記念物の屋久シカ×2がひょっこり顔を出しました!
とお〜くにだけど激写!こういうのもワンゲルの醍醐味です(^^
ようやく12時過ぎに宮之浦岳登頂!
でもちょうど雲がわいてきて山頂では真っ白…。
景色はイマイチだったけど満足満足♪
はて、三角点に謎の文字が…ヨンジュン?(笑)
その後は下山して今日の寝床、新高塚小屋に到着〜
さて、実は今回登った宮之浦岳、島にある山といってもその高さは九州一!!
その高さは2000m弱にも及びます
天気も曇りで悪くはないにもかかわらず、ここまでさくさく来てるのは何でかというと…
さくさくなんてとんでもない!!
南の島といえど、3月に入ってようやく雪が融けてきたという頃
日中に融けた雪が、夜の冷え込みで凍るんです!!
つまり道という道がすべてアイスバーン状態!!
仕方ないので、両手両足すべて使って、とにかくがんばりました
下り坂ではにっちもさっちもいかず、そりみたいな感じで滑りましたw
ってか、それはそれで楽しかったww
ということで、写真とか撮ってる余裕はなかったワケです(汗
朝、天気予報では今日は雨。でも何か静かだなと思ったら、雪降ってるし!
をいをい、道は大丈夫かな?と思ってたら、道しるべはたくさん、道のほとんどは木道なので下山することに。
スリップに注意しながらとことこ歩いて、1時間で縄文杉に到着〜
すげぇ――――!!でけぇ!幹の太さは5mを越える大きなものでした。
これが縄文時代からの生きた化石。感動でした。
…が、雪で見えねー!写真もマシにとれん…
その後は重い荷物背負いながら下っていると、背後でガサガサと音が。
そこには2〜3mの距離に屋久シカが3頭も!こいつら警戒心ゼロです(笑)
今も現役のトロッコ道を歩き、途中から白谷雲水峡へ。
そこには「もののけ姫」の森のモデルとなった原生林が広がる。
悠久の時の流れを感じさせる苔むした岩々、多くの巨木が自分の体を包み込み、ただただ圧倒されるばかりでした。
そしてモロ一家の住処のモデルとなった岩屋も!
映画そのまんまだったのでビックリでした!
屋久島と言えば!
滝!
温泉!
海の幸!!
今日はスクーター借りて島中をうろうろ。
点灯100年を迎えた屋久島灯台
ウミガメの産卵地で知られるいなか浜
「千と千尋の〜」の名前の由来
海の幸を食す!トビウオうまい!
千尋の滝(せんぴろのたき)
おなかもいっぱいになった所で温泉三昧!(写真は禁)
今日で屋久島に別れを告げなければ…
あぁ、帰る前から屋久島シック…
とか思ってたら、雨はひょうになったりあられになったり。雷もゴロゴロ。
飛行機は飛ぶのだろうか?飛行場に電話してみる。
「今日の便は飛びますか?」
「今のところ全便飛ぶ予定です」
ホッと胸をなで下ろし、ひとまず屋久杉の箸作りの体験工房へ
ここで作った箸は世界にただ一つの箸。できあがった時の感動はもう(T^T)
雨はまだ降ってる中、空港に行くと…
そこには「欠航」の列が!
「これって全便欠航になるんですか?」
「今のところは飛ぶ予定ですが…」
「臨時便はないんですか?」
「それが飛行機に雷が落ちまして、ただいま機器調整中です」
なに―――――!!
仕方なく臨時便の整理券を片手にじっと待ってました。
2時間くらいたったあと、機器調整が終わったとのことで
搭乗カウンターにダッシュ!臨時便でようやく本土に帰ってきました。
南の島だからってナメてかかってはいけません。屋久島の宮之浦岳(1936m)は九州最高峰。
北斜面ではまだ雪が50cmほどありました。
街に下りても寒波でさむいさむい(>_<)奄美大島でも100年ぶりの積雪?!なんてこった!
正直いって雪であんまり見えず残念無念。。
でもそこには確かに何千年と息づく巨木がそびえ立ってました。傍に立つと不思議な雰囲気に包まれて、つい時間を忘れてしまいましたf(^_^; …雪の降りしきる中ね。うん、寒かった…
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