名古屋工業大学ワンゲル・アウトドア部

活動報告(夏合宿2006 〜八ヶ岳南部縦走〜)

日時:2006年8月19日〜23日
日程:8月19日(土) 名古屋駅→立場川キャンプ場
8月20日(日) 立場川キャンプ場−西岳−青年小屋(−編笠岳−)青年小屋
8月21日(月) 青年小屋→権現岳→キレット小屋
8月22日(火) キレット小屋→赤岳→中岳→行者小屋→赤岳鉱泉
8月23日(水) 赤岳鉱泉→硫黄岳→夏沢峠→本沢温泉→下山
参加メンバー

ロン
1パーティーPLの
まりもっこり
ロボ
1パーティーSL(記録)
でも高所恐怖症

1パーティーFL
うまいメシたのむ
もっちゃん
1P カメラマン1号
(1枚当たり1MB)
おーくさ
1P
プ○イボーイなボーイ
えびちゃん
1P 職業:モデル

1P カメラマン2号
(1枚当たり5MB 重)
ざぶ
1P 彼が何か言うたびに雷が鳴る
elbow
院試終わって若干ハイなオブザーバー

8月19日 いざ八ヶ岳へ… 〜名古屋−立場川キャンプ場〜

8月に入りみんな時間がなかなか合わないってことでほとんどトレは自主的に…、若干の不安はありつつも夏合宿第1パーティー出発当日になった。(後から聞いた話によるとノルマをこなせてない人が多数いたとか)
出発の朝はあんま早くなかったので他大の見送りは結構来てくれるのでは!?と思ったが、実際はプレゼントのてるてる坊主・旗等を持ってきてくれた人とあとは数名(^^;)出発の日にちが遅いと見送りは減ってくるんか…。ん??名工やからか??
でもやっぱ見送りに来てくれるとうれしいわ〜。
来てくれた方、ほんまありがとうございました。

ちなみに自分はS.L.だったのでパー費の管理が第一の仕事!今回は一人2万で計18万
(‐□‐;)責任重大や…

そんなこんなで電車に乗り込み、「いざ出発!」乗り込むないなや睡魔が〜、ずっと寝てました。他にも寝てるメンバーはちらほらいたようです。起きてる人は寝顔を激写したり…

途中乗換えで電車の待ち時間に立ち食いそばならぬ、立ち食いうどんを食った。電車が残り20分で来るってとこで食べ始め、そんな焦る必要もないのに5分でカ〜ンショク。自分の事ながらありえん早さや〜
それから再び電車に揺られ、やっと着く。駅から出たところにはなぜかキックボード。やまいを筆頭にみんな爆走!!!いい時間潰しになった。

駅から立場川キャンプ場まではOBさんが車で送ってくれたんですが、大量のザックに大の大人がいっぱい、明らかに車は悲鳴を上げてました(^^;)

無事キャンプ場に到着し、テン張り。それからしばらく自由時間ってことで側の川でちょっと遊んだ。なんかみんなでわけわからんことやった。「チャンピオンメガネ〜〜〜」
…つっこみは無しで。

実はこの日・次の日はOB山行で、名工ワンゲルOBの方々がたくさん来られていました。もちろん食当は現役でやったんですが、飯炊き失敗してすいません↓↓芯残りまくりやった〜。それからOBの方々と「明日からがあるので」と少しだけ飲み、早々と寝ました。


キャンプ場へ 奥に見えるのが八ヶ岳連峰  静かな山の中

8月20日 登るで! 〜立場川キャンプ場−西岳−青年小屋(−編笠岳−)青年小屋〜

起床はあまり早くなかったので心地よい目覚め。でもOBさんとその家族の皆さんの食事も作るってことで、また炊きましたよ、米。もちろん…失敗でした。やっぱ芯が残ってた〜。重ね重ねほんとすいませんでした↓↓まあこれが山の飯ってことで(^^;)

飯後、パッキングを済ませ車で登山口まで移動。いざ、出発というときになんと2名マッケをキャンプ場に忘れたという者が…、他のOBさん達より約30分遅れて出発しました。
出発後すぐにペースが速いとひじもとさんに注意されました。でもあの注意のおかげでそれ以後のペースはずっとよかった・・・かな??

この日の行程は楽だと思ってて、実際楽でした。でも西岳頂上付近で下山を始めるOBさんとすれ違いざまに、「えらいゆっくりやね〜〜〜」・・・言われてしまった(−□−;)
実際かなり遅かったので笑うことしかできませんでした〜〜

頂上での昼飯はパンサラ、サラ抜き。ってパンか!?ではなく食パンにたっぷりマヨネーズにチーズいっぱいって感じでした。
汗かいた後だったので風が気持ちよかった〜

んで次は青年小屋までテクテクと…。小屋手前で水場があって、めちゃくちゃ冷たくてうまかった〜。
小屋に着いて金払ってると頭上になにやら写真が・・・、皇太子が青年小屋に来たときの写真でした!!ちょっとビックリや。(やっぱ様って付けるべきなんかな〜笑)

そらからピストンで編笠岳へ。途中まででっかい岩の上を登るルートで、みんなテンション↑↑すぐピークに到着〜。でもガスり始めたのですぐ小屋に戻りました。
すぐテンパリ、夕食である。明日は3時起床だったので食ってすぐに寝ました。

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その日の夜、トイレ行くため起きて外に出てみると空一面☆だらけ!!!もう言葉にならんかった。こんなん下界ではプラネタリウムでしかお目にかかれんだろな〜
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編笠山ピーク写真         編笠山から青年小屋・権現岳

8月21日 長すぎるルート 〜青年小屋−権現岳−キレット小屋〜

題名の通りこの日の予定のルートは長い!長すぎる!!コースタイム上では一応行ける距離らしいけど…。
まず目指すは権現岳!!実は昨日うっすらその姿を見ていたが、やばいよあれは…、うん。なんかもう登れんのちゃうかってくらいやった。
ゆっくりやったけど着実に進み、ずんずん登っていくと空が明るくなってきた。もしかすると途中で日の出を拝めるかと期待を膨らましていたが、太陽の光は山の後ろから漏れていた。ん〜残念。。。
その代わり雲海&富士山等が一望できた。すげ〜わ、感動した!!

さてさて遂に権現さんが目の前に姿を現しましたよ。もうロッククライミング状態。楽しかったけど、何より怖かった〜。自分は高所恐怖症なもんで…
その途中おばさん一行とすれ違ったけど、最近のおばさん強いね〜。
名工「今日赤岳鉱泉までなんです。行けますかね??」
おばさん「あ〜、全然行けるよ。私らもそこから来たし。」
完敗です(^^;)

ピーク側の小屋に着き1本。そこからはるか先に見える集団、岡山大学ワンゲラー一行だったみたいです。結局追いつけず、途中おじさんに聞きました。
おじさん「あっちのパーティーには女の子おって華あったわ。こっちは…」
みたいな感じに言われました。言ってくれる…。でも事実なんで昨日に続いて笑うだけでした(;_;)

権現ピークはピストンで行き、あまり足場のないとこで他大に作ってもらった旗とともにパシャ!!しっかり撮りました。

権現からは今日のルートで一番心配していたキレットに続く61段の梯子。梯子自大したことなかったけど、梯子にたどり着くまでの寄りかかるところが一切無い魔の領域があった。自分はそう感じてんけど、みんななんも言ってなかったな〜。平気やったんかな??

キレットにたどり着いてからも気を休められる所はなかった。ルートがとにかく狭い!両側は崖なんてとこも。こんな状況が続き、精神的・肉体的疲労によって、集中できんは足がくがくやわで大変やった。S.L.やったのに…。加えて後少しでキレット小屋に着くと思っていても一向に着かず、頭の中はキレット小屋でビバーク!それしかないでしょ!?
P.L.もそう考えていたらしくその日はキレット小屋にテンパリした。でもサイト地状況最悪。
10度(言い過ぎかな??)はあろう傾斜の上に立てた。
あとトイレもひどかった。あれは溜まりすぎや…

それからは疲れた体を癒すべくまったりタイム〜。ブーリン差し入れの○レイボーイをみんなで回し読み〜。
飯食ってもうすぐ寝ましたzzz
でも実際は寝てはずり落ち起き、寝てはずり落ち起きの繰り返しでした…

(ゴロゴロ…ゴロゴロ…)

歩きにくく、鎖場・はしごの多いルートが続く     ルンゼを超えた!!

権現岳のピーク写真       プ○イボーイ

8月30日 vs赤岳 〜赤岳−中岳−行者小屋−赤岳鉱泉〜

昨日の夜、雷&雨でした。テント濡れてます。テント重量アーップ。これ持つの自分なんですけど…。

今日は赤岳!!その風貌はRPGのラスボスを思わせるものでした。
やっぱゆっくり登っていきます。すると足場がガレてきて、段々急な登りに。
そこでひじもとさんが持ってきてくれた「リッチミンD」登場!!まあリポビタンDと同じと思ってください。
遂に手を使わないと登れないようになった。昨日権現で経験したからかみんな快調〜。
これを昨日のうちに制覇しようとしていたなんて…、ありえんわ。
途中ルートが二手に分かれていて、S.L.である自分が確認するためよじ登りました。
よいしょ、よいしょ…、「!?」その先は切り立った崖でした。
いや〜、怖かった!!

そしてある事件が…
権現と同じく梯子で登るところが出てきて、オーダーが前のほうの人は登りきって待っていた
。するとおおくさがありえない場所から顔を出した!なんと彼は梯子を使わず岩を登ってきたのだ。
本人曰く「普通にこっちがルートやと思ったわ。ちょい怖かったけど…」
ん〜すごいわ(^^;)
それからはビビッてしまうようなルートはあまりなくどんどん登れたが、頂上付近で雨が降ってきた。急いでカッパを着用し頂上へ!もうちょいです。
最後は再び梯子で到〜着!!でも回りはガスだらけで景色は残念…、と思いきやほんの一瞬だけ晴れまして、その瞬間カメラマンは一斉にシャッターを切ってました。
頂上では休憩&昼飯(おにぎり)タイム。

予定では赤岳から中岳まで下りて、再び登って阿弥陀岳へ…でした。しかし中岳を過ぎたあたりから何やら異変が!?なんと雷です。ほんま阿弥陀は諦めて正解でした。
中岳から行者小屋に向かう樹林帯では光った瞬間に「ドーン」と響き渡り、内心結構ビビッてたけどS.L.やったんで平静を装ってました〜。

行者小屋に着いてからひじもとさんが上級生を集めて、「さっき雷が鳴る前にその兆候があったんやけどわかった??」
自分は情けないことにわかりませんでした。ひじもとさん曰く、「急に生暖かくなった・上昇する風が吹いていた」確かに暑かったり、寒かったりでした。ほんますごいなと思いつつ、来年は絶対見抜いてみせます!!

ここから赤岳鉱泉まではすぐ。樹林帯をトコトコ歩き全員無事到着!
着いてビックリ、建物きれい!水は蛇口から出っ放し!!名前の通り温泉ある!!!
もう最高でした。もちろん温泉で汚れ落としてきれいさっぱりしたんですけど、夜になり空が光まくってました。また雷です。でも星も光まくってて、おかしな光景でした。
ラジオでは明日低気圧が近づくらしく、しかもルートはずっと稜線上。上級生による相談の結果敢無く急遽下山することにし、名本に連絡。残念やと思いつつこの日は寝ました。


青年小屋から赤岳。鬼が島みたいw   赤岳のピーク写真          青空と赤岳

8月23日 快晴↓↓ 〜赤岳鉱泉−硫黄岳−夏沢峠−本沢温泉−下山〜

朝起きてしばらくすると透き通るような青い空!ありえん…、一番の快晴やった↓↓
でも下山の連絡を入れていたため予定通り下山することに。
赤岳鉱泉から硫黄岳へぐねぐね登山道を登った。硫黄岳から見る景色は絶景で、気持ちよかった〜。また雲海見れたし!!
そんな中周りには自分達より少し若めの人がうじゃうじゃ。おそらく中学生の遠足(?)だと思われます。
硫黄岳には爆裂火口なるものがあり、近くまで行って覗きこんでいると、ちびっこの引率の先生に怒られたメンバーも…(^^;)

そこからは長い行列(中学生)の後を追って夏沢峠まで下りました。もう人・人・人。
山では滅多に見られない光景です。
残すところルートもあとわずか。峠出発は中学生より早かったのでスイスイ下れました。でも途中上のほうから「ワイワイ」聞こえてきて、やばいって思った。。。
追いつかれたら面倒なことになったやろし…。

そしてついに本沢温泉に着いた!!長かった〜
でも実は今日はここからが長いんです↓↓
登山道は終わり、林道になったってことでオーダーを開放し歩いていく。そして車が乗り入れれる場所で1本取っていると1人のおじいちゃんが「軽トラ乗ってくか〜??」
まじですか(−□−;)!?
全員乗れないのは明らかやったが、おじいちゃんは大丈夫という。でもトラックの後ろに最大積載量350kgって書いてあるんですけど…。
自分らはザックも含めると700kg超。無理と思いつつも乗ってみた。
車動き出す・「バキバキ」・じいちゃん車止める・確認・再び動き出す・「バキバキ」
はい、諦めました。
でもザックはお願いしたかったので2名だけ乗っけてもらい送ってもらいました。
残ったメンバーは走って軽トラを追走!!、が途中で断念…
総歩行(走行)距離は15km〜。大変でした。
途中ゴルフ場に進入したり…

この日は、あかんと言われつつも全日が行われるキャンプ場で泊まり、ささやかな打ち上げ!!
夕食はストロベリーシチュー!もちろんシチューに苺を入れるんですよ(^^;)
自分は疲れてることもありめちゃ酔い。
他のメンバーがどんなことしてたかなんて一切わかりません。。。

次の日、全日に参加するやまい・もっちゃんを除き帰路に着きました。
ほんま楽しかったです!!来年はどこ行こかな……


いぇい!!

一面の雲海!生で見た迫力ったらもう!
2006年、夏 〜トラックを追いかけて〜

                                 (文責)   SL ロボ

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from elbow

OBさんと飲んでたときは、一部がはしゃぎまくって、いむちんに「静かに騒げ!」って怒られとったなwなかなかの難問だ!

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