名古屋工業大学ワンゲル・アウトドア部

活動報告(雨乞岳 〜雨かな〜)

日時:2005年6月11日〜6月12日
日程
6/11(土) 桑名駅〜武平峠
6/12(日) 武平峠〜コクイ谷分岐〜七人山コル〜東雨乞岳〜雨乞岳(往復)
参加メンバー
P.L.井村、S.L.肱元、P.浅野、門田、古澤、後藤、鈴木、山井、吉田(悠)、李

6月11日 やはり雨

山行当日、朝起きて外を見たら案の定「雨」。
というか、この時期に晴れる可能性の方が低いのだから当たり前と言えば当たり前か。

しかし、今日は車で麓まで移動するだけなので特に関係はなく、むしろ明日の天気の方が重要である。
とりあえずネットで天気を調べてみると、なんと明日は晴れ!?
降水確率10%!?目を疑った。でも、後々天気図等から見てもどうやら確からしい。
ここでは、その小さな奇跡が起こることを祈ることにする。

今回は門田と肱元の自家用車(門田・肱元タクシー)で武平峠まで行くという、正規山行では恐らく初の試み。
門田の都合を考え、集合は桑名駅ということにした。

鶴舞からガタンゴトンと電車に乗り、着いたぜ久しぶりの桑名駅。
いつもと反対の改札を出ると見慣れた顔がいっぱいだった。
知ってはいたが、肱元はわざわざ学校に寄って、一回生のうち3人(+悪沢)と装備を乗せて来ていたのである。
残りの鈴木と浅野は電車、山井は親に送ってもらって来たみたい。
一番最後に門田タクシーが登場!して全員集合。天気は雨が降りそうで降らないギリギリチョップだった。
とりあえずデカ長に名本Tellして、いざ武平へ向けて出発〜。

道はあまり詳しくないので武平までの道のりはカットしまして、駅から1時間ほど車を走らせると武平峠に着いた。
車が停められるか心配だったが、天候のせいもあってか車は3台しか停まっておらず楽々駐車できた。

    

武平に着くと雨が降り出したので、車内で小一時間ほどフリータイム。肱元のオ○ッセイはテレビが見れる、羨ましい。
門田号は基本的にカセットかラジオしか聞けない(泣)。
雨が止んだらサッとテンパリ開始。大和かファイナルかをじゃんけんで決めて、自分達が寝るテントは自分達で組み立てさせるようにする。
そこからまた米炊きなどを決めて、食当までフリータイム2。後藤たちはトランプで大富豪をしてた。

16時になったので食当スタート。
自分は天気図を書いてたので良く分からんが、書き終わってテントに行ってみると、そこには本来「焼きそば」を作っているはずなのに、大鍋を見るとそこには大量の野菜が!
野菜野菜野菜で麺なんか入れる余地がないほどだった。
それでもなんとか焼きそばを作り、夕食を食した。焼きそばソースとかをかけると、何でも食べれるものになるもんだなと思う。
食後、いつも通りミーティングをやった。ラジオと天気図から判断するにやはり明日は晴れるみたいなので、いい天気を期待しつつ就寝。
しかし、武平は夜中、バイクや車の音がうるさいので多少寝づらい(泣)。

    

6月12日 やはり雨

翌朝、さっそく起きて空を見ると、曇ってはいるが晴れてきそうな感じがした。
朝飯は茶漬けだったにもかかわらず、一回生に朝の極意を教えていないためかなり時間がかかってしまった。
あと、なぜかデザートで訳の分からんフルーツ缶もあったなぁ。自分は要らんかったので門田と山頂で開けて食すことにした。

撤収し、出発準備をする。昨日からトイレに行くために門田号は大活躍!おそらく3往復はしていると思われる。

雨が降らないことを祈りつつ出発〜。
登り始めてすぐ左側がキレたロープ場がある。が、ロープなんか使わなくても通行可。樹林の道を行くが、背の低い笹が所々に出現し始める。
基本的に左側注意で笹の根本の部分で滑らないように進んでいく。しばらくすると川が出現する。渡渉も何回かするが、全然問題なし。
皆さん元気なようでピッチもなかなか早かった。ずんずん進んでいくとコクイ谷分岐。ここには小さく釜跡の平という看板もあった。

    

今回はコクイ谷ではなく、左のクラ谷へと進む。
いきなり谷の中のルートを登り、その後、谷の右上に取りついてひたすら登っていく。
途中でこれまでずっと登ってきた谷をはずれ、右側へ下りダラダラとほぼ平坦な川沿いの道を進む。
すると、段々とまた登りのルートとなって、がんばって登りきると七人山に着く。
ここで一本取ろうと思ったが、登りのルートになる直前に一本取ってみんなまだ元気だったので、一気に東雨乞まで行くことにした。

七人山コル〜東雨乞岳の道は猛笹であり、特に後半の笹のトンネルはかなり疲れる。
気合で笹を掻き分けていくと東雨乞岳。展望は360°でよろしい。
言い忘れたが、七人山コルへの登りになる直前と東雨乞へのルートの途中に「なつかしの吸血ヤロー」を発見!が、まだそんなに繁殖はしていない様子であった。でもみんなビビってて面白かった(笑)。みんな、一回やられてみないと分からんぜぃ。

    

さて、東雨乞に着いたものの、天気は雨こそ降らねど真っ白け。ガスガスでした。
とりあえず早いが昼飯を食べることにする。サラダというか、生野菜とビスケットという昼飯らしからぬご飯であったが、食べているうちにガスがなくなり晴れた。

景色にはみんなそこそこ満足していただけた様子であった。
メシ後、前回同様、悪ちゃんがゴミ拾いを開始。またまたたくさんゴミを発掘しておりました。
山に登るみなさん、ゴミは持って帰りましょう!

    

東雨乞から見え見えの笹のルートを行くと雨乞岳。
たくさん看板があったが、景色はあまりよろしくない。みんなも東雨乞の方が良かったようだ。
近くの池にはおたまじゃくしがわんさか発生していて、これが全部蛙になる光景を思い浮かべると、気持ち悪かった。
ここで「官姓名はやらないのか〜」、との声もあったが、グダグダになってきたのでやらずにさっさと撤収した。

    

帰路は同じルートなので省略致します。
なんやかんやありまして無事に武平に戻ってこれました。
みんな早く帰りたいということで帰りは以上にピッチが早かったですが(笑)。
打ち上げは行きたいやつは温泉へ行くということで、約半分はそのまま湯の山温泉へ。
なにはともあれ、何事もなく帰ってこれたことをうれしく思うことと、車を使用すると格段に安くなることが証明されてよかったと思います。
ではこの辺で。

トップページへ
活動報告

2005年度

雨乞岳編
夏合宿2005編

2006年度

夏合宿2006八ヶ岳編
夏合宿2006屋久島編
春合宿2007編

2007年度

新人山行
第2次錬成山行2PT
第3次錬成山行1,3PT
第3次錬成山行2PT

パーワン,個人旅行など

沖縄旅行編
北海道旅行編
屋久島一人旅編
悪の島巡り編

一言コメント

一言コメント募集中

一言コメント

一言コメント募集中

当HPへのご意見・ご感想・質問等がありましたら、下記までメールをお願いします。
 HP管理者  elbow(肱元 学)
 e-mail : nitwvo@yahoo.co.jp