日時:2005年5月14日〜5月15日
日程
5/14 鶴舞駅〜名古屋駅〜近鉄冨田駅〜大安駅〜宇賀渓キャンプ場
5/15 宇賀渓キャンプ場〜林道終点〜竜ヶ岳ピーク〜重ね岩〜石樽峠〜長尾滝〜林道終点
参加メンバー
古澤(記録者)、浅野、井村、門田、後藤、鈴木、山井、山口、吉田、李
今回は、竜ヶ岳に行ってきました。
この山はちょうど一年前に行ったばかりの山です。
あの時は、まだ環境に関心が薄かったせいかこんなに汚い山だとは気づきませんでした。
あとマイナーなルートでまず誰も挑戦しないような道だったせいもあります。
行きは裏道から行きました。
所々に、あめの包み紙が多かったです。
一番目立ったのが、帽子と軍手が木にかけてあったこと!
そこを通れば、誰だって気づくであろうが、長いこと放置の様子。
あと、川にはジュースのパック発見。
でも、ここまではどの山でもある風景です。
頂上に到着。
お弁当を食べている後ろの風景に唖然!
こんなにもゴミが散乱。
昼食後に早速ゴミ拾い。
同期の肱元が最初にスタート!さすが、去年の効果あり。
それから二人で一生懸命やっていたら、自然と李ちゃんが参加!
そして、最後には一年生や上級生も参加で全員でのゴミ拾い。
ゴミは埋められたのか、掘るとさらに出てくる、出てくる。
時間は20分ぐらいで、ゴミ袋1,5袋も!
ビンや缶、ビニール、ペグ。でも一番が食事後のゴミ。
あと、面白いのが缶!パッケージが古すぎたり、腐ったり今までずっと放置だったのがよくわかります。
時間の関係でゴミ拾いを断念!
下山開始してビックリ。ちなみに、ルートは石榑峠〜長尾滝経由〜宇賀渓。
行きとは違い、たくさんのゴミ。
途中、対向のおばちゃんが歩いている隣にシャツが落ちていても、おばちゃん無視。
中でも一番酷いのが、道路に出てから長尾滝、宇賀渓の間。
長尾滝までに2つ目のゴミ袋がいっぱいに!
手が塞がってしまい、自分では拾えず前にいた一年の李、後藤の2名が大活躍!!
頑張ってくれるのはありがたいが、両手で持って歩いている自分には重くて辛い。
自分1人で持っていたので、これ以上(3袋目)は断念。
大きいザックを用意すべきだった。
大学の敷地にて、ゴミの計量と分別作業!
他の学生からの冷たい目線に耐えながら一人寂しく開始。
結果は以下のようです。
重さ 8kg
不燃物 1袋
可燃物 シャツ、タオル、軍手、帽子、ブランケット、靴など
ビン 9本(ビール瓶2本、ウイスキー2本、牛乳2本、ラムネ1本、ジュース2本)
缶 13本 (ジュース8缶、ビール4缶、果物1缶)
ペットボトル 1本
中日新聞の旗 7本
ぶちまけました♪ タオル
靴 最終結果
正直言ってまさかこんなことになるとは思いもよりませんでした。
いつもみたいに歩きながらゴミを拾って行く予定でまあ集まってスーパーの袋かと!
予想外の原因は、竜ヶ岳頂上のゴミの山。
ゴミが埋もれている辺りは全く草木がありませんでした。全て枯れていたのです。
軍手に根を張って育っている草はこの頂上を端的に表していると思います。
草木はゴミ(布切れ)の上から育つしか場所がないのです。
他は至るところに、弁当の容器や包装と言ったプラスチック、または缶やビン。
本当に無残な姿ですが、この姿になぜ去年は気づかなかったでしょうか?
情けない限りです。
ビン 缶
予想外のもうひとつの原因は、みんながゴミ拾いに参加してくれたことです。
ゴミ拾いに熱中してはっきりとはわかりませんが、たぶん李ちゃんが誰よりも先に参加してくれたと思います(肱元を抜いて)。
その後に、みんなが続けて参加してくれました!このことは、国の環境に対する違いも関係あるのかな?
そんなにも集まったゴミを下まで下ろすのがゴミ拾いよりも苦痛でした。
サブザックだったため、手で持ち得ざるを得なかったからです。
しかも2袋!腕の負担は普通よりも倍のうえ、なんたってまだ頂上。
バランスを崩すこと多々。川にポチャリもありき。でも、到着すれば気持ちがいいものです。
最後に、衣類など大きなゴミは目につくのにずっと放置されていたのは残念でしたが、昔は自分も無視して歩いたことはあるので責めることはできません。
このデザインはいつ? ボロシャツ
が、しかし、どうしても許せないのが、中日新聞の旗です。
道の脇に旗が7本も点々とさしてありました。
前日に観光バスが4台ぐらいあったのでその人達かと思われますが、観光客が捨ててくような旗を配らないでほしいし、配るなら最後に添乗員が回収しろ!
旗
あと、道標の下に「○○観光のお客様はこれより先は進まないでください」といった注意書きの紙が張りっぱなしだったのには腹が立つ。
そんな大勢で来るだけでも、山にかなりダメージを与えるのに、ゴミまで捨てていくのではいかがのものか?
この観光は、近場の滝までの行程でした。
では、誰が頂上にあれだけのゴミを置いて行ったのでしょうか?
あれだけのたくさんのゴミは長い間たくさんの人が置いていったからです。
その置いていった人の中に、自分の知り合いがいないことを願います。特にワンゲル!!