日時:2005年6月11日〜12日
日程
6/11(土) 桑名駅12時集合〜武平峠
6/12(日) 武平峠〜クラ谷分岐〜七人山の鞍部〜東雨乞岳〜雨乞岳(往復)
参加メンバー
P.L.井村、S.L.肱元(記録者)、浅野、門田、古澤、後藤、鈴木、山井、吉田、李
今回は雨乞岳行ってきました。
アクセスに非常に難があるので上級生も余り経験のない山です。
この山に登りに来る人は大体は鈴鹿スカイラインに車を止めて登るので、登山者数はセブンマウンテンの中で段違いで少ないでしょう。
登山者の多い前回の竜に比べて、ゴミはどれほど落ちているでしょうか?
二日目の朝5時45分にサイト地を出発して登山道に入りました。
ルートは笹がかなり茂っていたので通るのにやや難がありまして、しかも前夜の雨で笹には露が!
一番前を歩く自分は右半身に大きな被害を被りました(悲
ぬれたー!
ゴミも笹に隠れてか、歩いている最中にはそんなには見当たりませんでした。
しかしクラ谷分岐などの一休みできる所では、地面から顔を出した朽ちかけのビニールや軍手の多いこと多いこと!
休憩のちょっとした時間でしたが、できる限りのゴミを拾ってきました。
東雨乞岳ピークに到着。
昼食後、竜ヶ岳と同じような広いピークをゴミ拾い。
竜ヶ岳のような見渡す限りのゴミと言うことはありませんでした。
それでも地面に埋まりかけたビニールやビン、缶を拾っていくとスーパーの袋2つくらいにはなりました(肱元・古澤合わせて)。
頂上の様子
東雨乞岳のピークでは一見ゴミがないようですが、ピークからやや外れた場所にはビニールやビン、缶が多く捨てられていました。
その後雨乞岳ピークへ。
決して広いピークではないんですが、缶やビニールのゴミがかなり有りました。
時間の関係上適当な所で打ち切って往路を戻りました。
ゴミを持ち帰るという意識が広まっているのか、今回もペットボトルや最近のパッケージの袋がほとんどなかったのが良かったです。
後日、分別と計測を行いました。
〜結果〜
総量 5.70kg
可燃物 1.64kg(軍手、タオルなど 1袋)
不燃物 1.86kg(ビニールやプラスチックなど 1袋)
ビン・缶 2.20kg(ビン9本、缶6本)
分別前 可燃物
不燃物 資源ごみ
今回はゴミを入れようと大きなザックを持っていきましたが、良い方向に裏切られて良かったです。
まだまだ道端にはゴミがあるし、笹が枯れてスッキリしたら今回見えなかったゴミが出てくるのかもしれませんが、少しずつ少しずつ山がきれいになっていくのを見ていけたらいいなと思います。
さて、ゴミの中身はというと今回もかなり以前に捨てられたものが多く、埋められたかのようにほとんど地面に埋まっていました。
そしてビニールが埋まっている所ではクマ笹ですら育たず、育ったとしてもビニールを突き抜けてようやく育っていました。
ホントいつのデザインだ? ウィスキーや酒のビンが多かったです
大学でワンゲルに所属していた父の話では当時はゴミを持ち帰る人は少なく、缶だろうがビンだろうがゴミは土に埋めていたそうです。
当時としてはそれが当たり前だったのでしょうが、環境問題・ゴミ問題が叫ばれている今、先人達の"落とし物"を少しでも拾っていきたいものです。
またもう一つ気になっているのは、鈴鹿スカイラインから谷にゴミが投げ捨てられていること。
湯の山から表道登山口までの登山道には、スカイラインから捨てられたと思われるゴミが大量にあります。
さすがに山登りがてら拾える量ではありませんし、中には家電も混じっていました。
処理するとなると大がかりなことになりそうですが、何とかならないかな〜