名古屋工業大学ワンゲル・アウトドア部

活動報告(藤原岳清掃登山)

日時:2006年5月3日
日程
5/3  西藤原駅〜(聖宝寺ルート)〜藤原山荘〜展望丘〜藤原山荘〜(大貝戸道ルート)〜西藤原駅
参加メンバー
古澤(記録者)、肱元、後藤、向江、山井

藤原岳清掃記録(行動中)

朝8時、名駅にて全員集合!
でも、一人のミスで泣く泣く30分遅れでスタート。
結果としては、当初の予定通りになる。
空は、雲一つない晴天とあって頂上での景色が楽しみ♪
駅に到着後、直ぐに聖宝寺に向かう。
聖宝寺手前の近道は、未だに使えず、長い石段を登ることになる。
登山口手前のトイレにて、山靴の裏を洗い、準備体操を行う。
出発前に、靴を洗う理由を数名に聞いてみたら、いい答えが返ってきた。
登山届けのポストより、ちょこちょこ小さなゴミが目につく。
一度、大きなルートミスがあったが基本的に迷うとこはなし。
3合目にて、例の中日新聞の旗を発見!
これは、三岐鉄道主催のハイキングに使われるルートの目印と知る。
スポンサーが中日新聞なのはわかるが、一般の登山者には何なのか説明が欲しい。
目印であれば、旗にそれらしい一言を入れて欲しい。
前の竜ヶ岳でも見たが、あの日は、前日にハイキングがあった。
自分たちが見たのは、回収し忘れた旗だが、責任持って回収して貰いたい。
旗自体に三岐の名前がないから、無責任なのかも知れない?
ちなみに、この日のお兄さんは人が良さそうでそんな心配は不要。

ルート上は合い変わらず、あめ・ガムの包みが目立った。
6合目は広くて、休憩場所には快適!
当然、そう言ったところには、昼飯等のやや大きめなゴミが目立つ。
が、それよりも、6合目の看板下のビンには驚いた。
一番目に付く所であり、ビンは粉々にされていて、軽くケガをしてしまった。
せめて、割らないで放置してくれた方がありがたい。(ダメだけど)
8合を含め、それ以降はほとんどゴミがなかった。
急登を越え、小屋手前のなだらかになった途端に景色が一変。
至るところにゴミが落ちていて、今までのように拾っていたら進まない。
荷物を背負って拾うのはシンドイので、一旦、小屋に向かう。
時間の関係で直ぐに昼を取り、それから本格的にスタート!

まず、ピークを目指す。
下りでゴミを拾うと疲れるので、下りは帰りに拾うことにする。
下りきった場所で、木の枝にビニールテープが巻きついていた。
ここまではひどいありさまで、以降の登りはゴミが目立たない。
逆に、踏み荒らしが顕著であり、とても痛々しい。
ピークは360°の絶景。快晴なのはいつぶりだろうか?
ピークで5分のゴミ拾いをした後、引き返し。
行きにパスした小屋直下を30分間徹底的に行う。
この日は、ハイキングイベントでたくさんの登山者がいた。
なので、多くの人からお褒めの言葉を頂いた。
「ありがとう」「がんばって」「ごくろうさま」
はっきり言って、言葉よりも労働力が欲しかった。

中腰は腰痛の敵なので、小さい石に腰を据える。
藤原のすごい所は、座っていても袋いっぱいに拾えることである。
少し掘ると、乾電池が10個も出たり、あき缶も異常にたくさん発掘された。
人数・時間不足のために、見た目は変わらない中途半端で終わった。
大きなザックにゴミ袋を詰め、下山。
帰りのルートには行き以上に少なくラクチンだった。



藤原岳清掃記録(分別と計測)

《翌週》 いよいよゴミの分別、計量です。
ゴミ袋が5つもあるので、20sオーバーかな?期待しつつ、計量開始。
結果は16sと残念。見た目と重さが全然一致しなかった。
一番多い、不燃ゴミは量があるだけで、重さは全くなし。
逆にビンは見た目以上に重かった。
種類別の重さは以下の通りです。
重さ   kg
不燃物  5kg
可燃物 0.5kg
ビン   6kg
缶    4kg
電池  0.5kg

分別には、一回生も手伝ってくれたのであっさりと終わりました。
分別していると、懐かしいものや不思議なものがあって面白いです。
こうしたたくさんのゴミを見ると次も挑戦しようと気合が入ります。
ただ、一回生には初登山前にこれは見せたくなかったです。
幻滅させられた一回生がいたら、すみません。
でも、次回の山行で嫌でも見ることになります♪

       


感想

最後に参加者の感想を一部紹介します。
・今まで登った中でそんなに藤原岳にゴミ落ちている記憶はなかった。かなりの量がわずか30分で集まり、いくらなんでも多いだろうと!大きな満足感と少しの寂しさを胸に帰名しました。(5回H)
・ビンを拾ってちょっと複雑な気持ちになりました。 そこにはコケが生えていたんです。 コレを持ちかえって捨てるのか…なんか、おかしい。 そう思って拾ったビンの中からどんどんコケを出す。 ん〜多分大丈夫でしょう…他の植物にも悪影響を与えず、またコケも生き延びてくれることを信じて中身をぶちまけた。(2回Y)
・思った以上のゴミがありビックリしました!拾っても拾っても湧いてくるゴミ。ドラム缶なんてのもありました。ゴミを拾っている最中はなんか自分頑張っているなぁ。(2回G)
・山があんなに汚れているなんて正直かなり驚きました。しかもあんな光景を目の当たりにして誰も拾おうともしないなんて・・・。見た目ほんの少しでもきれいにできてよかったです。(2回M)

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